猫の侵入を防ぐ、ペットゲート。

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2Fで寝るようなってから趣味部屋へ侵入する飼い猫(チエコ氏)に困っていた。

あれこれ試行錯誤をしてみたが効果は薄く、ペットゲートを自作することにした。





我が家に三毛猫(チエコ氏)が発生して早半年。

冬にとなり比較的暖かい2Fで寝るようになってからは、必然的にチエコも一緒に寝るようになったのだが、

寝室のとなりは趣味の部屋(という名の物置状態)であり、扉もなく続き間になっている。

寝始めた11月ごろは特に何もなかったのだが、

年が明けたあたりからガサゴソ探索をするようになっていった。

趣味部屋を抜けた先が自分の書斎(という名のPCルーム)なのだが、

この中に入られると何をするのかわからないので、防ぐ目的で手前に猫除けシートを置いていた。

(以前に電気コード系を噛んでダメにしているのでこれが怖い)

しかし三日もすれば超えてくるようになった。

次につっぱり棒に猫除けシートを括り付けてみたが、ジャンプをしてきた。

これ以上高くなると自分が容易に超えられないのでゲート化を考え始めた。


まずは資料探しのためネットの情報を漁る。

やはり同じような境遇の人は居るようで、さまざまなタイプのものが出てきた。

その中で目についたのがMYROLIVEというブログの記事で、

ヤザキのイレクターを使ってゲートを作成していた。

イレクターならベビーベッドをバラした余りがあるし、これで作ってみることにし、

以下の記事を参考にしてみた。

これで安心^^ 猫用脱走防止扉

慌てて...その2






まずはゲートをセットする場所の寸法を採る。

どうせなので趣味部屋から入れないようにする。

ここの間口は1250mm

高さは梁が下りてきているので2200mm


次に残っているイレクターとジョイントの確認をする。

1200mmが6本。

900mmが6本。

残念ながら使えそうなジョイントは無かった。



これに合わせて必要な材料を購入する。

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今回肝となるディアウォールという商品。

2×4材を突っ張ることができるものだ。

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それに加え購入してきたジョイントが以上。

J-5 × 2

J-59A × 4

J-102A × 1

J-102B × 2

J-13B × 1

J-110A × 2

J-131 × 2



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初めに扉部分を作成する。

縦に1200を2本、横に900を3本使用。

各ジョイントを写真の通りで、J-131はJ-59Aを支えるためきつめに締める。

今回は日字にならないようにした。

この時、J-102B × 2をはめこむのを忘れずに(忘れて一回ばらした)

横幅は約900のため、中段に900×600の100均アミを3枚はめ込む。

下段には450×300の100均アミをボルトクリッパーで半分にしたものを取り付け。

取り付けには各種タイラップを使用した。



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続いて枠の作成。

HCで購入した12フィートの2×材をHCでカットしてもらう。(2本)

天井高は2200mm、ディアウォールの説明だと取り付け高-45mmの材で良いとのこと。

2155になるようにカットをお願いした。

そうして用意した材にディアウォールを設定してはめ込んだ。

するとすこし緩い感じが・・・

上は梁なので、凹んだりなんだりってことは無いはず。

(建築中にも確認しているしね。)

ディアウォールのなかにスペーサーがあったので全部入れてみたが、

若干緩い。

一度外して測ってみるも2155だった。

こんなものなのかなと、そのままはめた。



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写真右側を蝶番側とし、マーキングしてJ-102AとJ-102Bを固定した。

固定には3.5×35の木ねじを使用。

一人で作業したので大変だった、二人いればすごく楽になると思う。

作業的にはまずAを緩めに取り付け、残りのBを取り付けた。



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さて、間口が1250、2×材は厚さ38、ドア部分は910ほどなので200ほど隙間ができる。

ここには100均で購入した猫除けシートを3枚、写真のようにはめこんだ。

1枚が450真四角なので、だいたいドアと同じぐらいの高さまでカバーできる。



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J-102A部分には隙間ができてしまうので、小さいサイズの猫除けシートを取り付け。



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これは後程出てくるロック部分の基盤になるジョイント。



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ロック部分は未完成だが、ドアの開閉調整とつっかえ棒で侵入は阻めた。

写真は侵入を断念したチエコ氏。





しかし、暫く経って、よじ登って侵入してきたチエコ。

こりゃいかんということで作業を進めることにしたのが本日。



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上段部分は900×450のスペースがあり、ここにも100均アミをつけようと思ったのだが、

先日登って突破されてしまったため、猫除けシートをはめ込むことにした。

これならさすがに登ってはこれないだろう。

タイラップを使って固定する。



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ロック部分にも手を付けた。

ここはヤザキのカタログ(34P)にもあるロックを施そうと思っていたのだが、

受け側がイレクターではないのと、加工するための道具がないので、

水道管に使われるVP管とジョイントで代用することにした。

外径26mm長さ300mmのVP管とLのジョイントを2つ追加購入し、

それを現物合わせでカット。

カットにはピラニアソーを使ってみたが、思いのほかよく切れたのが印象深い。

2×材側の受けはいいアイデアが浮かばなかったので、木ねじを打っただけにした。

ジョイントが大きいので多少スカスカしているが、猫が入らなければいいので問題はない。



ちなみにヤザキではプラジョイントを使用するにあたって接着をするように推奨している。

当然剛性が保てないので当たり前の話ではあるが、

イレクターは金属管、接着してしまうと不要になった際バラすのがとても大変。

いちいちディスクグラインダーで切断するのも面倒だ。

そんな理由から今回は空間に入れた100均アミをタイラップで留めることで固定をしている。

接着はしていないわけだからぐらつくけど簡単に戻すこともできる。



というわけでペットゲートが完成したわけだが気になることがある。

まず、ディアウォールの緩い感じ。

少し使用していると多少倒れてくる。

設置例をみるとだいたい梁を入れてお互いを固定しているので、これが本来の使い方なんだろう。

外れてしまうことはないけど、もっときつくなるように何かを噛ませるか、

横に一本梁を入れるしかないだろうか。

上に楔をぶち込むのが一番安いかな。

次にJ-102Aのジョイントへの負荷。

今回は日の字にせず、月の一本無みたいな形状にしてみた。

これは少ない材料で形にするためだったのだが、やはりプラスチック、

いつかは壊れてしまうんではないだろうかという心配はある。

壊れてしまう度にジョイントを付け替えればいいのだから安く済むが、面倒くさいかな。

以上2点が気になることだが、現状ではとても満足しているし、

人目に触れる場所でもないので多少ぼろっちくてもいいかなと思う。

これで閉め忘れされしなければチエコが入ってくることはないだろう。

目下、破壊王の娘のほうがやばいかも。

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この記事について

このページは、U-MAが2016年2月13日 15:44に書いた記事です。

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