リオがREDHATの本をとりにきた。
そしてなぜかリオの大学に向かった。
リオが実験に使うとかいう機材を取りに行くのいに無理矢理連れて行かれた。
生き返りの車がつまんねーとかいうのが理由だった。
死んでしまえばいいのに。
夜の道は空いているので、普段1時間以上掛かる道のりが20分くらいで着いた。
リオが研究室へ向かい、機材を持ってきた。
せっかくなので構内を散策することにした。
ついでにゴミ漁り。
たまに使えるもんが落ちてるとかリオが言っていたからだ。
数箇所あるらしく、それぞれ回っていた。
途中で歌声が聞こえてきた。
リオが「なんかの宗教じゃね?」と言い出した。
まぁ、行きの車の中でそんな話をしてたからね。
このとき歌声の主がどこに居るのかは分からなかった。
全部回り終わった後、特に収穫も無かったので車に戻ることにした。
途中明らかに立ち入り禁止っぽいとこを突っ切っていくリオ。
柱から鉄柱が飛び出しており、しかも足首の高さくらいに。
ブービートラップかと思ったぜ。
ジュース買わないかとリオが言い出したので自販機のあるほうについていった。
途中にある掲示板にすごくくだらない質問に対してまじめに回答しているプリントが貼ってあり、
二人で読んでいた。
Q.部屋がくさいのでなんとかしてほしい。匿名。
A.とりあえずどこの部屋?
こんな問答がたくさん書かれていた。
自販機に近づいていくと歌声が聞こえてきた。
主は自販機の目の前に居た。
リオが興味津々で近づいていった。
俺は近くの猫で遊んでた。
リオが少し話をしてジュースを買ってその場を去った。
しばらく散策していたら、リオがさっきの人がどうしても気になるらしく、また向かっていった。
んでリオがおもむろに
山崎まさよしのOne more time,One more chanceを歌ってくれませんかと言い出した。
なんですか、普通の曲頼むなんて。
あれですが、秒速のせいですか。
リオがそうしている間も俺はまた猫と遊んでいた。
体毛がふわふわした白い猫。野良猫らしい。
ちかくにシャムの子猫が居た。おそらくこれも野良。
持って帰りたい。
心底思ったけどうちにはクーが居るので我慢した。
居なかったら間違いなく持って帰ってた。
これは間違いない。
子猫と遊びたそうな顔をしていたのでリオとストリートの人のとこへ行った。
30分ほど歌ってもらったり話し込んだりして車に戻りました。
途中でリオが変な風車があるよというので見に行きました。
小さな広場に様々な変な風車がある中、ひときわ目立つ大きな風車。
風車と呼ぶにはあまりに異質、だって羽がみえねーもん。
次世代なんとかいう風車というかジェットエンジンの外装みたいなのがいくつも付いたものでした。
いろんな形の風車があり、一個だけ形式を覚えてきた。
その名もサボニウス。
特になんかあるわけじゃない。
風車に飽きた私達は帰ることにした。
帰りに妙にあおってくるDQNが出現しましたが、そいつはトラックに挟まれて消えました。
あれを忘れてはいかん。
ジェットエンジン型のアレは
「風神コーポレーション」が作ったヤツだ。
風神すっかり忘れてた。