藁。

藁を二階に揚げると朝っぱら電話があった。

急いで支度して車に乗る。
が、吹きが悪くて音もやばい。

キュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラキュロカラ

異音が鳴り響く。

一ヶ月乗ってなかったのが悪かったんだろう。
そして気にせずそのまま発車した。

２ｋｍ先のＧＳで給油したがそのころには元に戻ってた。
さすが１９歳の車はちがうぜ。

牛小屋について藁を上げ始める。
午後までかかってキャンター３台、軽トラ６台分の藁をあげた。

最後の軽トラから藁を運んでいると、カコンといい音がした。

じいさんがキャンターで郵便受けをぶっ潰していた。

ベコベコになった郵便受けを直し、いつもの仕事をして帰ってきた。

今日は子猫？がまた増えていた。
茶と黒のまじった奴。
そういえば親猫と子供の片方が居なくなってた。
風のうわさでは近所の鶏を捕まえて食ってるらしい。
もう片方の子猫はさらに小さい子猫を従えてうちの猫と一緒に居る。