第1章 ヒナワの捜索

ヒナワの捜索からヒナワの死まで。


フリントの家周辺

ボニー

◆ワンワン。
(ボクも つれていってください。
 きっと おやくにたちます)
◇ボニーを
 つれていきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆ワワワン!
(わわわん!)
◇ボニーといっしょに
 いくことになった。
 いいえ
◆クーン・・・。
(ボクも かぞくのいちいんなのになぁ)

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。


中央広場

ベッツィー

◆ダンナとテッシーは
 さきに もりへむかったわ。
◆わたしも いきたかったけど
 ここを るすにはできないから・・・。
◆ごめんなさいね。

エントツ

◆もりのかじで
 いえがまっくろけになっちゃうし。
◆フリントも
 まっくろけに なっちゃうし。
◆なんだか まっくろな
 きょうこのごろだね。

アチャト

◆おやかたは ちょっと めをはなすと
 そとにとびだして いっちまうんで
 ぼくが つよくみはってるんです。

ライタ

◆みんなが なんだか
 みょうなうごきを してるじゃねえか。
◆なにかあったのか・・・。

フエル

◆とうちゃんは きあいでいきてる
 にんげんなので
 ふつうのひととは ちがうんですよね。
◆フリントさん。
 とうちゃんのことは
 しんぱいありません!

トマス

◆たいへんだ たいへんだーーー!
◆ヒナワさんたちが まだかえって
 きてないんだーーー!!

ニコル

◆きょう かえってくるって
 いってたのにな。

リッチ

◆クラウスとリュカ
 まだ かえってこないのかなー。

マット

◆みんなは プレヤのイノリバの
 まえに いったみたいだぜ。
◆オレは あんたに
 きょうりょくしたいきもちで
 いっぱいなんだ。ヒック・・・。
◆オレは ぜったい
 あんたのためになる
 おとこだ。

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。

その他

各家のドアを調べる。
◇よるもおそいし
 きんじょめいわくなことは
 やめておこう。

ブロンソンの家の前の洗濯物を調べる。
◇せんたくものが
 あめに さらされている。


タツマイリ村東部

スズメ

◆チュンチュン。
(スズメアドバーイス!
 たたかいの さいちゅうに
 グッズの こうかを
 わすれちゃうことが あります。
 あなたも ありましたか。
 そんなときは しりたいグッズを
 えらんでから SELECTボタン。
 かんたんな せつめいが
 でてくるので とてもべんりですよ。
 さいごに スズメらしく
 チュンナ チュンナ!)

のらイヌ

◆バウワウ!
(のらイヌでーす!)


タツマイリ村西部

しゃべるほね

◆カタカタカタ・・・。
(ここは レジーのいえ)

その他

◇ほあんかん もとまない!
◇なぜならば はんざいゼロだから!


ミソシレはかば

その他

◇しっかり カギが かかっている。


イノリバ周辺

ヨーネル

◆フリント きたか。
◆みんな グループにわかれて
 もりに はいって
 ヒナワさんたちを さがすように
 わしが しじをだしておいた。
◆おまえは しんせつなともだちに
 めぐまれているな。
◆しあわせものだよ あるいみで。

ウェス

◆わしも そうさくに
 くわわりたいんじゃが
 としよりは ここでたいきしてろ
 といわれたんじゃ。
◆みんな ほんとうの
 わしのちからを ごぞんじ ないらしい。

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。


イサクの家周辺

ポール

◆つめたい あめだなぁ。
◆いつまでも ふりつづきそうで
 イヤだなぁ。

リンダ

◆わたし ヒナワさんに
 おいしい ふわふわオムレツの
 つくりかた おしえてもらう
 やくそく してるんだ・・・。

イサク

◆おれはいま ヒナワさんを
 どうやってみつけるか じっくり
 さくせんを かんがえているところだ。

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。

その他

イサクの家の緑の箱を調べる。
◇ハコには どくけしが
 たくさん はいっている。
◇すこし わけてもらいますか?
  はい  いいえ
 はい
◇フリントは
 どくけしを てにいれた!

イサクの家のテーブルを調べる。
◇すてるに すてられない テーブルだ。

T字路の看板を調べる。
◇このさき テリのもり。
 どくヘビにちゅうい。
◇どくけしを よういしているので
 ひつようなひとは イサクまで。


テリの森

リサ

◆ヒナワも しっかりしてそうで
 どっか ぬけてるからねー。
◆あなたは あなたで うっかりさんだから
 どうせ もりにはいるのに
 どくけしも
 もってきてないんじゃないの?
◆かむときはかむヘビが
 ウヨウヨしてるのに。
◆わたしのもってる どくけし
 1こあげるよ。
◆たりないようなら
 まだ イサクのいえに あるわ。

ナン

◆まぁ フリントさん。
◆これだけ おおぜいで
 さがしてるんですもの。
◆きっと すぐにみつかりますわ。
◆しんじて さがしましょう。

アボット

◆わしもとが すべるから
 きをつけて あるいたほうが
 いいと おもうんだ。

アビー

◆わたし さっき
 すべって ころんじゃったけど
 だいじょうぶです。

ネズミ

◆チュチュチュー。
(いそうろうしていた いえが
 やけてなくなっちゃった)

◆チュッチュチュチュ・・・。
(たびに でるしかないか・・・)

エド

◆さっきは ほのおがはげしくて
 きづかなかったが・・・。
◆あっちのほうまで
 ひどく もえてしまったようだな。

レジー

◆かじのち あめ。
 そして こどもたちの えがお。
◆だいじょうぶさ。
◆だいじょうぶだとも。

ビフ

◆もりが まだ こげくさいよ。
 おおかじだったもんなぁ。

ブッチ

◆はやく ヒナワさんを
 みつけて
 おとくいの ふわふわオムレツを
 ごちそうしてもらおう。

ジル

◆クラウスは いたずらっこだから
 そのへんに かくれて
 みんなが オロオロしてるようすを
 みているんじゃないかしらね。
◆リュカは よわむしだから
 なきべそ だったりして・・・。

オリー

◆さっきかkら ずっとよびかけてるけど
 へんじが ないんだよ。
◆・・・このへんには
 いないのかな?

マイク

◆クラウスも リュカも
 ワシのクッキーが ほしくて
 もうじき とんでかえってくるさ。
◆あの
 たしょう ふけつな
 あまりおいしくない クッキーを。

テッシー

◆ここを まっすぐいくと
 ヒナワさんの おとうさんの
 うちなのに・・・。

ジャッキー

◆フリント。
 どうしよう・・・。

バトー

◆カミナリとかじゃなくて
 だれかが へしおったようにみえる。
◆まさかそんなこと・・・。

ブロンソン

◆ひどい ありさまだ・・・
 みてみろ フリント・・・。
◆こんなに ぶっとい たいぼくが
 まんなかから へしおれちまってる。

バトー

◆こんな たいぼくが
 どうして たおれたんだろう・・・。
◆にんげんの ちからじゃ
 とてもムリだよ。
◆ぼくが たおしたんじゃない!

ブロンソン

◆まいったな・・・。
◆かんぜんに みちをふさがれている。

ジャッキー

◆あんがい ヒナワさんたちも
 このきがたおれてるから かえれなくて
 こまっているのかもね。

ブロンソン

◆だいぶ とおまわりになるけど
 べつのみちを さがすか・・・。

バトー

◆なんぱんかに
 分かれたほうが よさそうだね。

イサク

◆おーーーい!

ライタ

◆ヒナワたちは みつかったか?!

ブロンソン

◆ライタ?!
◆だいじょうぶなのか。

ライタ

◆おれは いつだってだいじょうぶだ。
 けがにんあつかい しないでくれ!
◆ここは おれがひきうけた。
◆フリントは
 ズンズン すすんでくれ。

フエル

◆とうちゃんは きあいでいきてる
 にんげんなので
 ふつうのひととは ちがうんです。
◆フリントさん。
 とうちゃんは がんばります!

ブロンソン

◆フリント くれぐれも
 きをつけろよ。
◆どこに なにが ひそんでいるか
 わかったもんじゃないからな。

イサク

◆おれが できることは
 このくらいしか ないんだ。

アチャト

◆うちの おやっさんがいるから
 すぐにおわりますよ。

エントツ

◆さらに おれとアチャトが
 あしをひっぱるから
 こわいものなしですわ。

アチャト

◆ひっぱるのかよ!

エントツ

◆ヒナワさんたち
 まだみつかってません。
◆もんだいなしです。

アチャト

◆みつかってないのが
 もんだいでしょうが!!

テッシー

◆ヒナワさん・・・。
◆ぶじだといいけど・・・。

ジャッキー

ヨーネルたちが あっちの
 がけのしたに あつまってるよ。
◆なにか あったのかな。

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。


大絶壁の下

バトー

◆もりの ちいさないきものたちも
 へんになっちゃってるし。
◆みょうに むなさわぎというか
 なにか ふきつなよかん・・・。
◆あっ いえ いい いみで!
 いい いみで ふきつなよかん
 ってことです。ドキドキ。

ヨーネル

◆わしの すいりでは
 おそらく ドラゴが ここを
 のぼっていったんだろう。
◆みろ あのつめあとを。
◆まちがいなくドラゴのものだ。
◆しかし あのおとなしいドラゴが
 いわが えぐれるほどの
 つめあとを のこすなんて
 わしには しんじられない。
◆もりと ひとと どうぶつと わしに
 なにか とてもよくないこよが
 おきているような きがする・・・。

◆どうした?
 ボニー。
◆フリント!
◆ボニーが なにか
 みつけたみたいだぞ!

バトー

◆あ! あれをみて!
◆あんなところに ぬのきれが!
◆ほら あそこに あかい・・・。

ウェス

◆どうした?
◆この ガケのうえに
 なにかあるのか?

ヨーネル

◆ウェスじいさん
 あんたまで きたのか。
◆ざんねんだが としよりが
 ひとり ふえたところで
 なんの やくにも たたんよ。

ウェス

◆おお・・・フリントか。
◆もしかして このがけを
 のぼるつもりか。
◆きもちは わかるが
 このぜっぺきは いかにもきけんだ。
◆もしかすると わしのむすこが
 やくにたつかもしれん。
◆うまくいくかどうか
 わからんが
 とにかく よびだして
 みることにしよう。
◆ちょっと ボニーをかりるぞ。
◆ボニー。
◆わしのむすこを ここまで
 つれてきてくれ。
◆わしの むすこの なまえは・・・
◆ダスターじゃ。
◆わかるか?
◆ほれ このくつしたのにおいを
 むっ・・・きつい・・・
 し しっかりと おぼえるんじゃ。

ボニー

◆クゥ~ン。
(むっ・・・たしかにきつい・・・)

ウェス

◆くびわに きいろいリボンを
 まいてやったぞ。
◆そのリボンを みせれば
 すべて つたわるはずじゃ!
◆たのむぞ!

ボニー

◆ワンワン!
(ボクに まかせて!)

ウェス

◆ダスター・・・。
◆おまえが こどものころから
 れんしゅうしてきた ドロボーじゅつを
 ためすときが ついにやってきたぞ。
◆いま このばで みごと
 あの カベホチのワザを
 せいこうさせてみよ!

ダスター

◆れんしゅうだけは やってきたけど
 ほんばんは はじめてだ・・・。
◆うまくいけばいいが・・・。

◆ここなら のぼれそうだな。

◆これで たぶんだいじょうぶだ!
◆フリント!
◆きをつけて のぼってきてくれ!

ウェス

◆あの つめあとが
 ドラゴのしわざだとしたら
 きをつけたほうが いいぞ。

バトー

◆のぼれると いわれても こわいなー。
◆うえに なにがまってるか
 わからないし。

ヨーネル

◆あのダスターに
 こんなとくぎがあったとは・・・。
◆おそるべし ドロボーじゅつ。

ボニー

崖から離れていくと。
◆クーン。
(ダスターが
 うえで まってるよ?)


大絶壁の上

ダスター

◆あめが あがったみたいだ。
◆オレは あしが
 すこしばかり ふじゆうだが
 がんばって ついていく。
◆いっしょに つれてってくれ。
◇ダスターと いっしょに
 いくことに なった!

バトー

崖から降りようとすると。
◆だ・・・
◆だ・・・
◆だいじょうぶだよ
 じぶんで おりられるから。
◆フリントさんは ぼくにかまわず
 さきにいって!

ダスター

◆おい フリント
 だれかいるぞ。
◆なんだ あれは。
◆にんげんなのか・・・?
◆なにを やってるんだ・・・?

スズメ

◆チュンチュン。
(スズメアドバーイス!
 いまから 「とくぎ」について
 せつめいしますね。
 とつぜんで すみません。
 たたかいの なかで
 つかえる とくぎが あるんです。
 とくいといっても ひとそれぞれで
 グッズを つかっての とくぎだったり
 からだをいかした ものだったり。
 くわしくは STARTボタンで
 メニューをだして
 それぞれの 「ステータス」から
 しることが できますよ。
 みなさんの せっかくのとくぎ
 つかわないのは もったいないです。
 では さいごに スズメらしく
 チュン!)

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。

その他

布の切れ端を調べる。
◇ヒナワの ふくのいろだった。
◇ふくのきれはしを てにいれた・・・。

豚の鼻マークのノートを調べる。
◇ひょうしが ブタのハナのような
 マークのノートが おちている。
◇よんでみますか?
  はい  いいえ
 はい
◇フリントは ノートを
 てにとって よんでみた。
◇ヘタなじで こうかいてある。
◇もう このへんのいきものは
 ぜんぜんダメ。
◇もっと かっこよくしてやらなきゃ。
◇テーマは
 ・もっと つよく!
 ・もっと わるく!
 ・もっと らんぼうに!
◇アレとアレをくっつけて
 みたこともないアレをつくるんだ。
◇なづけるならば
 みわくのキマイラけいかく。
◇じみちにコツコツと
 かいぞうしてやろう。
◇ブタじるしノートを てにいれた!

崩れた岩場をしらべる。
◇いわが くずれている。
◇ここは わたれそうにない・・・。

改造カリブーがあった台を調べる。
◇ひじょうに あやしい ぶったいだ。
 よくわからない。


テリの森

ウェス

◆ドロボーじゅつが 
 やくにたってよかったが・・・。
◆もんだいは なにもかいけつしていない。

ブッチ

◆みんな さむそうだな。
◆オレは あついくらいだけど・・・。

ビフ

◆うう・・・ さむい・・・。
◆ヒナワさんも
 かぜをひかなきゃ ハ・・・ハ・・・
 ・・・ハクション! ◆いいけど・・・。
(ズルズル)

ヨーネル

◆フリント!
◆こどもたちが みつかったらしい!
◆ふたりとも かわを
 ながされてきたみたいだ。
◆ボニーは おれが
 ここで めんどうを みてやるから
 はやくいってやれ。
◆こい ボニー。

ジャッキー

◆ヒナワさん いいひとだから
 きっと かみさまが まもってくれるよ。

ヨーネル

◆こどもたちは テッシーが
 めんどうを みているらしい。
◆はやく いってやれ。

バトー

◆フリントさん。
◆こどもたちは みつかりましたよ!

アチャト

◆やった!
 やりましたよ フリントさん!

エントツ

◆みんなで ちからをあわせたら
 できないことは ないんだね!

アチャト

◆できてからいうなよ! しかし。

エントツ

◆ヒナワさんは きっと
 どこかで あまやどりしているんだよ。
◆このもりは タツマイリの
 むらびとを きずつけるようなことは
 ぜったいにしない。
◆ヒナワさんを
 きずつけるような ことをしたら・・・
◆おれは そいつを・・・
 やっつけてやる。
◆たとえ それがダンゴムシでも
◆アリンコでもな。

アチャト

◆ようしゃしないって ことだな!

ヨーネル

村に戻ろうとすると。
◆フリント! どこいくんだ!
 しっかりしろ!


焚き火周辺

カエル

◆ぴょん。
 セーブしておきますか?
  はい  いいえ
 はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
 いいえ
◆あ そうですか・・・。
 おきをつけていってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。

アボット

◆あっ!! フリント!
 ダスター!
◆こっちだよ こっち!

ライタ

◆ガキのことは ちょっとくらい
 おやに しんぱいかけたほうがいいんだ。
◆おれたちも そうやって
 おとなになったんだからな。
 ガハハハハ。

アボット

◆ヒナワは まだ
 みつかっていないけど
 あったまったほうがいいよ。
◆このままだと フリントが
 さきに まいっちゃうからさ。

フエル

◆クラウスたち
 おかあさんが かえってきたら
 なにたべるのかなぁ。
◆はやくかえってくると いいな。

リュカ

◆おとうさーん・・・。

クラウス

◆・・・。

テッシー

◆フリントさん
 ジャナイカティーがはいったわ。
◆からだが あたたまるから のんでね。
◆みなさんも ひといきついて
 あたたまって ください。

その他

干してある服を調べる。
◇こどもたちの ふくが
 ほしてある。

焚き火を調べる。
◇はげしく もえさかっている。

アボット

焚き火から北へ移動しようとすると。
◆フリントさーん!
◆どこいくんだよ!


しばらく経って。

イサク

◆ヒナワさんは まだ
 みつかって いないみたいなんだ。
◆いったい どこにいったんだ・・・。

オリー

◆クラウスたち どこから
 ながされてきたんだろう。
◆・・・まぁ なんにしても
 ぶじで ほんとよかったな。

ダスター

◆よくぶじだったな・・・
 ほんとに よかった。

テッシー

◆ふたりとも かわに
 ながされてた みたいなの。
◆かわいそうに・・・。

ライタ

◆なにも しんぱいすることはねぇ。
◆きっと みんなぶじだ。
◆また あしたから いつもと
 おなじ まいにちが はじまるだけさ。

焚き火から北へ向かおうとすると。
◆おいおい フリント。
◆こども ほっといて
 どこいくんだよ。

アボット

焚き火から南へ向かおうとすると。
◆フリントさーん!
◆どこいくんだよ!

リュカ

◆・・・
 おとうさん・・・。

◆おかあさんが・・・
 ・・・おかあさんが・・・。
◆・・・。

クラウス

◆・・・。

◆・・・ちくしょう・・・
 ・・・ちくしょう・・・。


慌てたブロンソン。

ブロンソン

◆フリントーーー!!

オリー

◆これだけ しんぱいさせといて
 あんがい ヒナワさん
 フラッと かえってきたりしてな。

テッシー

◆どうしたんだろう・・・。
◆ブロンソンさんったら
 あんなに あわてて。
◆!
◆もしかして ヒナワさんが
 みつかったのかな!

アボット

◆ブロンソンが
 あんなに あおざめて・・・。

ライタ

◆おいおい フリント。
◆ブロンソンが あんなに
 あわててるんだ。
◆はなしくらい きいてやれ。

ブロンソン

◆フリントーーー!
◆どこへいくんだ!
◆おれのはなしをきけ!!
 5ふんだけでも いい。
◆2ふんだけでも いい。

ブロンソン

◆フリント・・・。
◆・・・。
◆なんというか・・・。
◆とにかくおちついて きいてくれ。
◆いいしらせと
 わるいしらせがある。
◆どっちを さきに・・・
◆いや・・・。
◆まず
 いいしらせからに させてくれ。
◆どでかい「ドラゴのキバ」を
 てにいれた。
◆こいつは さいこうのぶきになる。
◆おまえに つかってもらおうよ
 おもってな。
◆・・・。
◆わるいしらせは・・・。
◆・・・・・・
 わるいしらせは・・・
 ・・・・・・・・・・・・
◆・・・その ドラゴのキバを
 はっけんした ところだ。
◆そいつは・・・・・・
 あんたの・・・。
◆あんたのかみさんの しんぞうに
 つきささっていた・・・。

◆フリント・・・。
◆しっかりしてくれ・・・。
◆クラウスや リュカが
 ぶじだったのは きっと
 ヒナワさんが いのちをかけて
 まもってくれた からなんだ。

テッシー

◆フリントさん・・・。

オリー

◆フリント・・・。

アボット

◆フリントさん・・・
 なんて いったら・・・。
◆きを たしかに・・・。

ブロンソン

◆フリント!
◆クラウスと
 リュカの まえだぞ!
◆おまえが そんなでどうするんだ!

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