タイトルからライタ&フエル救出後まで。
第1章
とむらいの夜
フリントの家周辺
◆フリント フリント
フリントーーー!!
◆かじだよかじだよ かじもかじ!
◆テリのもりが ぼうぼうめらめら
もえているんだよーーーっ!
◇だんろと まきだ。
◇なかなかの おとこまえだが
いまは それどころではない。
◇ひとやすみできる ベッド。
ひとやすみ しますか?
◇リュカと クラウスの
ボヨンボヨンの ベッド。
◇けいとを つむぐための きかいだ。
◇ひとやすみできる ベッド。
ひとやすみ しますか?
はい いいえ
はい
◇すっかり げんきになった。
いいえ
キャンセル
◆はやくしないと たいへんなんだよ
フリントー!!
◆もりだよ もりだよ もりもり!
もりが もえているんだよーーーっ!
◆ったく!
◆なんだって このへいわな
タツマイリむらで
カギなんか かけちゃってるんだよ!
◆フリントーーー!
◆あっ!
◆ドアノブが・・・。
◆なんでこんな たいへんなときに
とれちゃうかなー!
◆あっ ドアノブ!
じゃなくてフリント!
ねぼけてるばあいじゃないぞ!
◆テリのもりが おおかじなんだよ!!
◆こんな たいへんなときこそ
あんたみたいな むこうみずな
ナイスガイの でばんじゃないか!
◆きてくれよ フリントーーー。
たのむよーーー!
はい いいえ
はい
◇トマスと いっしょに
いくことに なった!
いいえ
◆こうなったら ムリヤリにでも
つれいくからな!
◇トマスと いっしょに
いくことに なった!
◆おれは あんたの うしろにつくよ。
◆いいじゃないか
おれは うしろにつくのが
すきなんだよ!
花壇を調べる。
◇ヒナワが ひまわりのつぎに
すきなはな タツマイリ・ガーベラ。
羊小屋を調べる。
◇ひつじたちは おちつきなく
うごきまわっている。
ボニーの犬小屋を調べる。
◇イヌごやに なにかを
かくしている。
◇フリントは
ぼうっきれを てにいれた!
◆おい! フリント!
◆ぼうっきれは なにかあったときの
ぶきになるな。
◆ちゃんと
「そうび」しておいたほうが いいよ。
◆ただ もってるだけじゃ
キャラメルと おなじだもんな。
◆ぴょん。
セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
◆ああ フリント!
◆きたのそらが
けむりで まっくろだよ。
中央広場
◆て て て・・・
テリのかじが もりだって!!
◆ちがう ちがう!
かりのてじが もりだーっ!!
◆もりが かじになっちゃったら
クラウスと リュカたち
かえってこれなく なっちゃうよ。
◆あっ
フリント!
◆テ テリのもりが かじだって?
◆えっと その・・・
おれも てをかしたほうがいいかな?
はい いいえ
はい
◆あっ・・・
ま まってくれ。
◆えっと ホラ
おれ いそがしいんだよ・・・。
◆じゃなくて なんていうか
その・・・。
◆ごめん・・・。
◆きょうはフリントにまかせるよ。
いいえ
◆そ そうか
いや そういわれると おもってたんだ。
◆きにしないでくれ・・・。
おれも きにしないから・・・。
◆ごめん・・・。
◆きょうはフリントにまかせるよ。
◆テリのもりが かじだって・・・。
◆もし ほんとなら さっさと
にげないと このむらまで
ひにつつまれちまうよ!
◆トマス!
◆あなたってひとは まったく
サイレンみたいに おおさわぎして!
◆あんまり フリントさんに
めいわくかけるんじゃ ないわよ!
◆フリントさん。
◆トマスさんの いうことだから
はなしはんぶんくらいに
きいていたほうが
いいかもしれないわよ。
◆ゲホッ ゲホゲホッ
◆かじって きいゲホただけで
せきが とまんなゲホくて
◆ほら ボクって びんかんだから・・・。
◆ところで はしっていきたいんだったら
「ダッシュ」で いったら どうです?
◆ゲホゲホ。
◆ちずずき ちずもちの マップソンに
ごようといえば ちずのことだね?
◆えんりょなく もっていってくれ。
◇タツマイリマップを てにいれた!
◆テリのもりの おくにある
ライタのこやが しんぱいだな。
◆そこらあたりに
○じるしを つけておいたよ。
◇ちずに しるしを
つけてもらった!
◆はやく みにいって やってくれ。
◆おっとっと。
ちずのみかたを おしえてなかったな。
◆ちずを みるには
なんというか・・・
みぎての ひとさしゆびに
ねがいとか ちからを
こめればいいはずだよ。
◆ぶっちゃけて いえば
Rボタン・・・てきな?
◆フリントくん!
おそかったじゃないか!
◆はやいとこ かじのようすを
たしかめてきたまえ!
◆この タツマイリむらにまで
ひがまわってしまったら
わたしのめいよや わたしのざいさん
それに わたしそのものまでもが
おじゃんに なってしまう!
◆とにかく きたにいけ!
◆きただよ きた!
◆とうざいなんぼくの きた!
◆なんで このわたしにそこまで
いわせるのかね チミは!
◆なんども いわせんで
くれたまえ チミ!
◆とうざいなんぼくの きた!
きたへいけば いいんだ!
◆いちど きいただけで
わからんのかね チミは!
◆ぴょん。
セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
中央広場から北以外に出ようとすると、
◆フリントーーー
かじは そっちじゃないぞ!
◆よりみちしてる
ばあいじゃ ないだろ?
民家に入ろうとする。
◇いまは それどころではない。
トマスのバザール前の看板を調べる。
◇「トマスのバザール」
いいもの あるよ。
ポストを調べる。
◇なんやかんやの りゆうで
つかわれていない。
◇「ジャッキーのYADO」
ベタベタしない おもてなし。
花壇を調べる。
◇ヒナワが むらのためにおくった
タツマイリ・ガーベラ。
クロスロード
◆フリント!
◆この クロスロードを
にしへむかって
プレヤのイノリバを
こえたさきにある テリのもりが
おおかじ らしいんだ!
◆せつめいっぽくて ごめんよー!
リダ(ノッポさん)に話しかける。
◆おーいリダ!
そっから かじは みえるかー?!
◆おいっ てば!
◆・・・あいかわらず
むくちな やつだな。
◆フリントさん!
◆みちが わからなくなったら
たてふだとか かんばんとか
ちゃんと よんでくださいね。
◆わたしは しんせつで
いってるんですからね!
◆チュンチュン。
(スズメアドバーイス!
ここは へんに
なにかに たとえたりせずに
ゲームようごなども まじえて
いっきに いきますよー。
メニューは STARTボタンで
よびだせます!
メニューは ひだりから じゅんばんに
グッズ・そうび・ステータス・スリープ
いまのところ その4つを
じゅうじボタンで えらべます。
メニューを えらんで
Aボタンを おすことで
いろいろ しりたいことが
わかるように なってます!
さいごに メニューの いちばんみぎ
「スリープ」について です。
この スリープを えらんで
Aボタンを おせば
ゲームを ちゅうだんできます!
そのあいだは でんちも
あまり へらないから あんしんです。
また はじめたいときは
SELECTと Lと Rを
いっしょに おせば いいんです!
どうですか。
もういちど ゆっくり
せつめい しましょうか?)
はい いいえ
はい
◆チュチュン。
(ゲームようごを つかいこなす
スズメって スズメらしいでしょ?
じゃなくて めずらしいでしょ?
では いまこそ スズメらしく
チュチュチュチュチュン!)
いいえ
(最初から)
◆わたしなんかが いっても
なんの やくにも たたないし。
◆どうしましょう・・・。
中央のカンバンを調べる。
◇みなみ:タツマイリむら
◇にし :テリのもり
◇きた :ミソシレはかば
ミソシレ墓場前の看板を調べる。
◇ドレでも ソレでも
ミソシレはかば
◇ゾンビおことわり
東の洞窟前を調べる。
◇いりぐちは ふさがれている。
イノリバ周辺
◆ほのおがせまって きたもんで
ひっしに にげてきたけど・・・。
◆ライタおやかたと フエルちゃんが
まだ もりのなかに・・・。
◆ぜえぜえぜえぜえ・・・
◆ぜえぜえ・・・
そこを おさないで・・・
◆ぜえぜえ・・・
おさないで・・・
◆おさないでってば・・・
◆おすと きぶんが・・・
◆なんで おすのよ・・・
◆また おした・・・
◆そんなに おすと・・・
◆オエ~ップ!
もしものことがあったら
おした あんたのせい だからね。
◆ハー ハー ハー ハー・・・。
◆まだ きぶんわるいよ。
◆チュン チュンッ。
(スズメアドバーイス!
ちょっと いいですか?
もしも たいりょくが なくなったり
どくに おかされたりしたときは
おんせんに はいるのが
いちばんなんです。
でもね
ゆっくり つからないと
こうかが ないらしいんです。
テリのもりの なかにも
いいおんせんが あるんです。
さいごに スズメらしく
チュン チュンッ)
◆たいへんなときだから
てつだいに きたってのに・・・!
◆エドが とおしてくれないんだ!
◆ボクだって やくにたてるよ!
ヤジウマなんかじゃないさ!
ブッチ(太った青年)
◆かじはどこだー?!
もえてんのかー?!
◆もりが ゴウゴウと
もえてんのかー?!
◆フリント
よくきてくれた!
◆もりのなかで ライタとフエルが
にげおくれてるらしい!
◆ヤジウマは わたしがおさえておくから
はやく さがしてきてくれ!
◆もりと ひとと どうぶつと わしとが
こうふくで いられますように・・・。
◆おお フリントか
よくきた。
◆もりに はいるまえには
ここで おいのりをささげるのが
ただしいと わしは おもうのだ。
◆れいせいに おこたえください。
◆このゲームの プレイヤーである
あなたの なまえを おしえてください。
あなたじしんの なまえを
おしえてください
◆わかりました。
◆○○○○○○○○さん・・・
◆あなたの おなまえは
「○○○○○○○○」で
まちがいないですか?
はい いいえ
はい
◆それでは ひきつづき
ゲームを おたのしみください。
◆わたしが 3つかぞえたら
いま しつもんされたことは
あなたのきおくから
きえるでしょう。
3・・・
2・・・
1・・・
◆もう わすれましたね?
はい いいえ
はい
◆そう。それでいいのです。
◆・・・わすれなさい。
いいえ
◆そうでしたか ざんねんです。
◆では おてすうですが
もういちど おねがいします。
◇ここは なにか
とくべつな ばしょらしい。
◆ぴょん。
セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
イサクの家周辺
◆ゴホゴホゴホ
◆おお ワシににて おとこまえな
やつが あるいてくるとおもったら
フリントじゃったか。
◆けむりがひどくて
のどのよわい ワシには
ここから さきはむりじゃ。
◆ワシの かわりに
この クッキーを・・・
この たしょう ふけつな
あまりおいしくない
クッキーを やくだててくれ。
◆・・・
ぜひ やくだててくれ。
◇フリントは
このみクッキーを てにいれた!
◆ゴホッゴホッゴホッ!
◆わかった わかった。
◆この たしょう ふけつな
あまりおいしくない クッキーを
もういちまいだけ あげよう。
◆やくだててくれ。
◆・・・
やくだててくれ。
◇フリントは
このみクッキーを てにいれた!
◆ゴホッゴホッゴホッ!
◆わかった わかった。
◆この たしょう ふけつな
あまりおいしくない クッキーを
もういちまいだけ あげよう。
◆やくだててくれ。
◆・・・
やくだててくれ。
◇フリントは
このみクッキーを てにいれた!
◆そ そんなに ほしがられても・・・。
◆イサクのヤツ どこにいってるんだか。
◆ぴょん。
セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
分かれ道の看板。
◇「どくヘビちゅうい」
◇どくけしは どこだったかに
あります。
温泉の看板。
◇ココリおんせん
「いそぐとも
5びょうは つかれ
ココリのゆ」
◆チュンチュン。
(スズメアドバーイス!
てきに であっても
できるだけ たたかいに
ならないように ならないようにって
そういうひと いるじゃないですか。
ダッシュを うまくつかって
ヒョイヒョイって かんじで。
ことなかれしゅぎって いうんですか?
・・・あ これ
あなたが そうだって
いってるわけじゃ ないですよ。
なにごとも にげてばかりじゃだめで
やるときゃ やっとかないと
あとあと どうしても
たたかわなきゃ いけないときに
けいけんが たりなくて
くろうすると おもうんです。
「にげすぎは
こうかいするぞ わかものよ」
これ おぼえといてください。
さいごに スズメらしく
チュチュン チュチュン)
◇ココリおんせん
「いそぐとも
5びょうは つかれ
ココリのゆ」
◆おお フリントか。
◆ゴホゴホッ!
◆くそう けむりをすいこんじまった。
◆ライタとフエルのおやこが
まだ もどってこないんだ!
◆きっと もりのおくのほうだとおもう。
◆ゴフォゴフォ!
◆おれの しんぱいより
はやく あのおやこを!
燃え盛る森の中
◆ライタ!
◆おい!
◆ライタ!
◆だいじょうぶかよ?!
◆フリント・・・。
◆あ トマスも・・・。
◆ち・・・くしょう ゴホッ。
◆こいつら やっつけてもやっつけても
でてきやがるんだ!
◆まえに すすめやしねえ!
◆ゴホゴホッ・・・!
◆なんだ こいつは?!
◆ムシなのか?!
◆ゴホゴホッ
わからねえ。
◆こいつらが もりに
ひをつけて まわってるんだ。
◆それより フエルが
まだ こやにいるはずなんだ。
◆ええーっ! フエルが まだこやに?!
◆フリント!
◆フエルを たすけにいってやってよ!
◆おれは ライタのめんどうみてるから。
◆ライタのことは おれに
まかせてくれ!
◆なんだよー フリント!
◆そんなに しんぱいそうなかお
するなよ!
◆おまえなら おれのカクザイを
つかいこなせるだろう。
◆もって ゴホゴホッ いくがいい。
◇フリントは
ライタのカクザイを てにいれた!
◆フリント。
◆カクザイを ぶきとしてつかうなら
ちゃんと 「そうび」したほうがいいぞ!
◆じゃないと いみがないよ!
◆ぴょんぴょん!
ぜひ セーブしておきますか?
◆しておきますよね?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆おゆるしがなければ
わたしの いちぞんで
セーブしたいくらいですが・・・。
◆かんがえなおしては みませんか。
◇てつで できた
はこのようなものが おいてある。
◇ほのおが はげしくて
ちかづけない!
ひつけむしを調べる。
◇みたこともない ムシだ。
ライタの小屋の前
◆たすけてー
ドアを調べる。
◇たいあたりすれば
なんとか こわせそうだ!
◇やけおちたはしらが
ゆくてを ふさいでる!
◆フリントさん!
◇フエルを ほごした!
◆ああ!
◆ススで まっくろだけど
たすかったんだよね。
◆フリントさんも まっくろだ。
◆ありがとう!
まっくろの フリントさん。
◆ほんとうに ありがとう!
◆まっくろの フリントさん。
◆そうだ!
◆とうちゃんに ぼくのぶじを
つたえないと・・・。
◆きっと どこかで ぼくのこと
しんぱいしていると おもうんだ!
崩れたライタの小屋を調べる。
◇かんぜんに くずれている。
フエル救出後
◆ぴょんぴょん!
ぜひ セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
◆それはそうと まっくろですよ。
◆おう! ヒック・・・。
◆だれだか しらねえが まっくろさ!
◆フエルを たすけてくれて
ほんとうに ごくろうさん!
◆いやぁ たいした まっくろだ。
ヒック・・・。
◆あ フエル!
フリント!
◆ススで まっくろだけど
ぶじだったんだね!
◆ライタなら トマスが
プレヤのイノリバに つれていったよ。
◆それにしても まっくろだな・・・。
◆あっ フリントさん!
フエルちゃんも!
◆ふたりとも まっくろだけど
わたしには すぐわかったわ。
?
あ このケガ?
◆それがね・・・。
◆そう! そのきず。
せなかに こんちゅうみたいな
はねをはやした
そらとぶネズミみたいなやつに
おそわれて どっかしらを
かまれちゃったらしいんだ。
◆オッケイ?
◆わかりにくいようだったら
もういっかい せつめいしようか?
◆わたしは オッケイよ!
◆とっても わかりやすい
せつめいだったわ。
◆フリント!
◆ススでまっくろだけど
ぶじだったんだな!
◆ライタは おれが ちゃんと
ここまで つれてきたよ!
◆はやく フエルのかお
みせてやれよ。
◆とうちゃーん!
◆そ そのこえは・・・
フエルなのか?!
◆ぶじだったのか!!
◆てめー このやろう・・・
ススで まっくろじゃねーか!
◆とうちゃんこそ
あしを ケガしてるじゃないか!
こんなもんはなぁ
こうして こうやって こう・・・
◆イテテテ ばかやろう!
◆おやかた
ひとりで なにやってんですか!
◆ケガのしゅうりに きまってんだろうが。
◆それにしても
フリントが きてくれて
ほんとに たすかったよ。
◆ふたりは ガキのころから
うらやましいくらいの
ケンカともだち だったもんな。
◆・・・ありがとうよ フリント。
◆なんだか ぶざまなところを
みせちまったな。
◆きょうのところは
おれの かりにしておいてくれ。
◆おやかたの ありがとうなんて
はじめて きいたかもしれない。
◆あはは まったくだ。
◆これは もしかすると
おおあめが ふるぞ。
◆・・・ほんとうに
あめがふってきたな。
◆このあめで
ひが きえてくれれば いいね・・・。
◆ライタのてあても しなければならん。
とりあえず むらにもどろう。
YADOにて
◆フリントさん。
◆てあては おわりましたよ。
◆フリントも フエルも
かるいケガで すんで よかったよ。
◆タツマイリに あめがふるなんて
ひさしぶりですね。
◆フリントさん。
◆ゆっくり やすんでくださいね。
◆あめ・・・
しばらく やみそうもないですね。
◆ヒナワさんたちは
いつかえってくるんだ?
◆もりが あんなになっちゃって
かえりみちが あぶなくないかなあ?
◆とうちゃんの ケガも
おもったより かるかったみたい。
◆フリントさん。
◆ほんとうに ありがとうございました。
◆「たすけたり
たすけられたり
たすけたり」
◆どうですか フリントさん。
◆イサクにいさん やまに
キノコがりにいくって いってたけど
だいじょうぶだったかなー。
◆フリント・・・。
◆さっきのかじのなかで
ひをつけていた ムシのほかに
なにか みなかったか?
◆なんか こう・・・
ブタみてぇな かめんをかぶった
あやしいやつらのことだ。
◆あの ヤロウども・・・。
◆もりじゅう まっくろけにしやがって!
◆フリント!
◆おまえも まっくろだったな。
◆とうちゃん もうねようよ。
◆そういえば フエル!
◆おまえも まっくろだった。
◆とうちゃん ほんとに もうねよう。
◆フリント
おまえも ムリを するなよ。
◆かんしゃしてます。
◆ぴょん。
セーブしておきますか?
はい いいえ
はい
◆おきをつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
いいえ
◆あ そうですか・・・。
おきつけて いってらっしゃい。
◆つぎにあう カエルによろしくね。
◆・・・かじを けしてくれた
このあめに カンパイ。
◆うちのダンナ きがちいさくて
◆かじのあいだも ずっと ひとりで
オロオロしてたのよ。
◆かじよりも うちのダンナのほうが
しんぱいだったわ。
◆や やあ フリント
さっきは てつだえなくて ごめんよ。
◆こんど また なにかあったら
かならず てつだうから。
◆つかれているだろうから
やすむといいよ。
◆いちばん おくのへやが
あいてるからさ。
◆フリント!
◆おまえが ここでやるんでるって
きいてきたんだけど
ちょうどよかった!
◆・・・・・・ひどいあめだな
のきしたを かりよう。
◆フリント
おまえ・・・
ヒナワさんと
こどもたちにあったかい?
はい① いいえ①
はい①
◆え? ほんとうか。
◆きょう ヒナワさんにあったのか?
はい② いいえ②
はい②
◆そんなら いいんだが・・・。
◆きになることがあって・・・
きいてくれるか。
いいえ①
◆・・・・・・そうか。
いいえ②
◆え? ほんとうか。
◆きょう ヒナワさんにあったのか?
◆・・・・・・そうか。
◆・・・じつは おれ。
◆やまに キノコをとりにいっててよ。
◆そしたら ヒナワさんを
みかけたんだ。
◆それから かわらで ひとやすみ
してたら とおくのほうで
◆ものすごい さけびごえが・・・・・・
ドラゴの さけびごえみたいなのが
きこえてきて・・・
◆そのあとで ひめいが・・・
きこえたような・・・きがしたんだ・・・。
◆・・・なあ フリント。
◆ヒナワさんたち いえに
もどってるよな?
◇ひとやすみできる ベッド。
ひとやすみ しますか?
はい いいえ
はい
◇すっかり げんきになった。
自宅
◇ヒナワからの てがみだ。
フリントへ。
あなたが いったとおり
子どもたちは こちらへ来てから
ずっと つかれしらずで
野山を 走り回っています。
あいかわらず
クラウスは げんきすぎて
あぶなっかしいし
リュカは まだ
ちょっと あまえんぼうでしたよ。
でも 二人とも まだまだ
遊びたりないようです。
父も 久しぶりに会えた 孫たちと
別れるのは さみしいみたいだけど
きょうの 夕方までには
帰ることにしました。
久しぶりの 山の空気は
とても きれいで
気持ちいいの。
いつも タツマイリの村で
羊の匂いにまみれている あなたに
この空気を吸わせたかったな。
今度くるときは
羊たちの世話を
ご近所さんにおねがいして
家族みんなで 来ましょうね。
クラウスも リュカも
わたしも
あなたのこと いつも
思い出していたんですよ。
夕方 うちにかえったら
さっそく うでによりをかけて
おいしいふわふわオムレツを
つくるわね。
あなたと 子どもたちの
ヒナワより
◆そうか まだ・・・だったんだ。
◆あめが ふってきたから
かぜ ひいちゃうかもな。
◆ぼく むかえにいく!
◆どこかで あまやどりでも
してるんだろうけど。
◆やっぱり よるだから
さがしにいってやったほうが いいな。
◆むらのみんなにも てつだってもらおう。
◆じゃぁ ぼく とうちゃんにも
しらせてくる。
◇ひつじたちは さむそうにしている。