グラフィック

MOTHER3では2や1よりもグラフィックにカナリ力が入ってます。
特にフィールド上のキャラクター。
それらを比較してみました。

大きさ

ここでいう大きさとは、フィールド上表示されるキャラクターの大きさ。
ゲーム中で一番目にする部分ですね。
(ニンテンアイコンは発見できませんでした、後で作って加えたいと思います。)

フリント

ネス

20*28

16*24


※画像はアニメーションの関係で、一辺がキャラのサイズより1~2ドット大きくなってます。

2から3では4ドットずつしか大きくなっていませんが、えらく描き込まれています。
同じ2Dでもここまで変わるんだなぁと。

ネスの16*24というサイズですが一部例外があるものの、
2に登場するキャラクターはほとんどこのサイズです。

と、ほかの3人も一緒。

うってかわって3では、キャラごとにサイズが違います。
例のフリントは20*28ですが、ダスターではサイズが18*28になります。
主人公のリュカはというと、17*28とキャラによってマチマチ。
一番大きなキャラは? と言われれば一人しか居ませんよね。(小さいのはオケラ?)


リダ

アニメーション

MOTHER3をやっていて、これに一番驚きました。
2から12年経って発売されたのですから、当たり前といえば当たり前なのですが。
それにしてもキャラクターの動きかなり豊か。

フリント

ネス


またまたフリントとネスですが、一目瞭然ですよね。
カクカクと動くネスに比べ、滑らかなフリント。(でもカクカクしていますが)
フリントは三枚の絵で4コマ。(1、2、1、3~)
ネスは二枚の絵で2コマ。(1、2、1、2、1~)

上のはただの正面歩きですが、3では動くアニメーションだけでたくさんのコマを使用しています。
参考:フリント
正面歩き 背面歩き 左歩き 右歩き
左斜め正面歩き 右斜め正面歩き 左斜め背面歩き 右斜め背面歩き
正面溜め 背面溜め 左向き溜め 右向き溜め
左斜め正面溜め 右斜め正面溜め 左斜め背面溜め 右斜め背面溜め
正面ダッシュ 背面ダッシュ 左向きダッシュ 右向きダッシュ
左斜め正面ダッシュ 右斜め正面ダッシュ 左斜め背面ダッシュ 右斜め背面ダッシュ
正面立ち 背面立ち 左向き立ち 右向き立ち
左斜め正面立ち 右斜め正面立ち 左斜め背面立ち 右斜め背面立ち

とまぁ立ちを除き、左右の歩きのようにただ反転したものを含め64コマと1キャラでかなり多い。
自分で動かせるキャラクター(※)だけでもかなりの数になります。
※フリント、リュカ、クマトラ、ダスター、ボニー、サルサ、トマス、アレック、ウェス、ヨクバなどなど。
一方ネスは、八方向に2コマずつなので16コマ。(こちらも反転含む)
フリントはネスの4倍のコマ数を使っています。
ダスターに関してはさらに+8の72コマです。
ダスターの場合、片足が不自由という設定になっているので、
左右対称にならないタメだとは思いますが。

動き以外にもアニメーションは色々とあります。
立ち止ってる時に帽子を直したり、話し掛けられたキャラクターの身振りなど。
前者はフリントとアレックで、暫くボーッと立っていると帽子を直します。
後者で分かりやすそうなのがレジーでしょうか。
彼に話しかけ、手を広げながら喋ってきたときは驚きました。
2では口を開けて微動だにせずしゃべりますからね。

これ以外にも特定のキャラクターには何かとアクションをしています。
例えばニッポリートは墓を掘ったり、畑を耕したり、リダは鐘を撞いたりなど。
その代わり普通に動いてる姿を見ませんけどね。

モンスター

フィールド上に表示されるモンスターも2と比べると雲泥の差。
2では宇宙関係がだったり、スターマン系がだったりしましたが、
3ではモンスター毎にグラフィックが用意されています。
といっても、まだそのアイコンを作ってないので表示できないのですが・・・

また、戦闘画面では同系統のモンスターでもその多くは、
単なる色違いではなく、どこかしらグラフィックが違います。
単なる色違い例:マメチコ系、歩くキノコ系、偵察メカ系など。

比較する材料(アイコン)が乏しいのでこんなところでしょうか。

まとめ

1、2と比べ、
・サイズを限定しないことで、キャラクターがより特徴的に。
・1キャラに使われるコマ数が多く、滑らかな動き。
・モンスターが一目で分かる。

長々とした割にこんだけでした。

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